大阪府寝屋川市にある摂南大学にてヒーローズカップ近畿地区予選が行われ、山城ラグビースクール6年生が参加をしました。お天気があやぶまれましたが、なんとか雨もふらず、また本人、保護者様、スクール関係者の留意のもと負傷者などをださずに当日をむかえることができました。
試合が近づくにつれ緊張をするスクール生もいましたが、始まれば、自分達で声をかけあいモチベーションをキープしていました。
トーナメントの1試合めは勝利をおさめることができました。ブロック決勝では対戦相手の先制からはじまり、逆転、そして追いつかれ、引き分けにてノーサイド(試合終了)となりました。関西大会へは、規定により抽選にてどちらかのチームを選出する方法がとられます。山城は惜しくも抽選にて関西大会への切符を手にすることはできませんでした。
結果がわかったあと、選手達はたくさん泣きました。コーチや保護者も、相手チームの選手、保護者の方まで泣いておられました。勝ち負けは残酷ではあるかもしれませんが、泣くほどに思い入れをもってラグビーに打ち込めたことは、各選手にとって今後の糧になります。
両チームキャプテンの感想を述べる時には、対戦相手のキャプテンより「山城さんの分も関西大会で闘ってきます」という力強い言葉をいただきました。またそのキャプテンは抽選にて進出がきまった時も、出場を逃した当校に気遣い、静かに結果を受け止めてチームに報告をされていました。ラグビー精神にのっとった立派な振る舞いに学ぶものがありました。
選手のみなさんおつかれさまでした。まだまだ悔しい思いが心の中にたくさんあるかもしれません。山城RSでのラグビーはあと三か月ですが、ラグビーに限らず、みなさんには、まだまだこれから様々な可能性があります。今後、なにをするにせよ、目の前の事から逃げず、仲間と共に一生懸命に取り組んだことは、ずっと自分の心の中にあって支えとなります。卒業までの3か月もとても大事です。最後まで仲間とともにやりとげましょう!
大会運営の関係者様、対戦してくださいました各スクール様、誠にありがとうございました。また保護者の皆様、スクール関係者様、おつかれさまでした。
選手のみなさん、疲れた体をゆっくり休めてまた笑顔を見せてくださいね。みんな本当にカッコよかったです!!!!
~~~番外編~お母さんのヒーローズカップ~~~
ある選手のお母さんが作ったお弁当です(^^)愛情たっぷりです。会場に来ても来れなくても、お弁当を作っても作らなくても保護者の方はいつもみんなが怪我をしないよう祈りながら精一杯応援をしています。家族の方とも今日のことをたくさんお話してください。